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ブランドを代表するアイコンへの大胆なテコ入れ

2021年の時計業界を振り返ると、オメガ時計好きの興味を引きつけ、話題を集めることができたのはラグスポウォッチに関連した新作やニュース、そして価格的にも製造本数的にも購入できる人が限られる特定のブランドや一部の時計に集中していたように思う。そんな状況のなか、筆者の記憶に強く残ったのは新型のCal.3861を搭載したオメガ スピードマスター プロフェッショナル ムーンウォッチや新しいエル・プリメロCal.3600を搭載したゼニス クロノマスター スポーツなど、ブランドのアイコンモデルに関する刷新のニュースだった。裏を返せば、それほどインパクトのあるニュースでないと、もはや印象に残らないほど新作情報が氾濫しているとも言える。

オメガOMEGAコピー シーマスター コーアクシャルプラネットオーシャンクロノ 222.30.38.50.01.001ユニセックス ブラック

タイプ 新品ユニセックス
型番 222.30.38.50.01.001
機械 自動巻き
材質名 ステンレス
文字盤色 ブラック
外装特徴 逆回転防止ベゼル
ケースサイズ 35.5mm
機能 デイト表示
クロノグラフ
ヘリウムガスエスケープバルブ
付属品 内 外箱
ギャランティー

ほんの1、2年前までは多くの時計ブランドが伝統的な見本市などリアルイベントのみで新作を発表していたが、今ではそういった特定の時期だけでなく、1年を通して情報を発信できる環境が整った。おそらく今後もインパクトのあるニュースや内容でない限り、人々の記憶に残るのは難しいだろう。そうした現状を踏まえると、資金力のあるところではブランドを代表するアイコンに大胆なテコ入れを行うような大胆な戦略のもと、話題づくりを強力に推し進めるのではないかと筆者は考えている。ブランドのアイコンがより魅力的になることは歓迎すべきことだ。今年は魅力を増したアイコンウォッチが数多く登場することを期待している。


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