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リシャール・ミル ファミリーのアルノー・ジェラルドが、フリーダイビング大会で世界記録を達成

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リシャール・ミル ファミリーの一員である若きダイバー、アルノー・ジェラルドは、バハマのフリーダイビング大会で世界記録を達成した。彼の腕には、300mの防水性能を備えた「RM 032 オートマティック フライバッククロノグラフ ダイバー」が巻かれ、初めて実戦で使用された。

初参加の大会で世界記録を2度も更新

 リシャール・ミルは時計ブランドである一方で、世界的に活躍するアスリートをファミリーとして迎え入れ、多方面からサポートを行っている。今年新たにファミリーの一員となった、フリーダイバーのアルノー・ジェラルドが世界記録を更新した。

これは、毎年バハマで開催される世界で最も権威のあるフリーダイビング大会「Vertical Blue」での出来事だ。テニスのウィンブルドンに例えられるほどの大きな大会には、世界から注目される選手たちが集まった。

 弱冠25歳のアルノー・ジェラルドは、10日間にわたって開催されるこの大会に初めて参加したにもかかわらず、記録的な結果を残したのだ。2021年は、41人の選手が7月13日から23日まで競い合い、各選手が各種目で最大6回のダイビングを行った。

大会初日、アルノー・ジェラルドは116mの深さまで潜り、この時点で自身が持っていた世界記録を4mも上回っていた。しかし彼はこの結果に満足せず、4日後にはさらに1m更新し、3分35秒で117mまで到達した。この大会中に彼は2度も世界記録を自身で塗り替えたのだ。

 大会当日、自身が残した結果について次のように答えた。

「2本目のダイビングは、初めの116mより難しかったです。とても集中していたので、自分のテクニックにはとても満足しています。フリーフォールも完璧ですし、フィンのテクニックも素晴らしかったです。しかし、自分の世界記録を破ったのは初めてだったので、今日はより大きなプレッシャーを感じました。他の3つの世界記録では、誰か他の人の記録を破っていましたから」

この大会の様子は、カメラが付いた水中ドローンで撮影され、インターネット上でライブ配信され、多くの人々が記録更新を見届けた。

活躍を陰で支えた「RM 032」

 この大会の期間中、アルノー・ジェラルドの腕には、リシャール・ミルの「RM 032 オートマティック フライバッククロノグラフ ダイバー」が巻かれていた。このモデルをプロのダイバーが実戦で着用したのは、今回が初めてのことだった。

彼にとって必要不可欠なツールである本作は、300mの防水性能を備えたラウンド型の高機能ダイバーズウォッチ。時、分、秒の時刻表示のほかに、フライバッククロノグラフ、オーバーサイズデイトがついたアニュアルカレンダーを搭載。

 さらに3時位置には、ムーブメントが動作しているのかがひと目で判断できる「ランニングインジケーター」を配置。誤作動や停止がダイバーの命に関わる重要なツールだからこそ、高い品質と信頼性が求められるのだ。


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